超電導センシング技術研究組合(Superconducting Sensing Technology Research Association; SUSTERA)

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超電導センシング技術研究組合 SUSTERAについて

理事長画像
超電導センシング技術研究組合
理事長 田辺 圭一

超電導センシング技術研究組合(Superconducting Sensing Technology Research Association; SUSTERA)は、超電導現象を利用した超高感度のセンサおよびこれを利用した機器の事業化、超電導センシング関連産業の発展を図ることを目的とし、経済産業大臣の認可を受けて平成28年2月に設立されました。平成29年4月1日時点での組合員は、富士通株式会社、中国電力株式会社、三井金属鉱業株式会社の三者であり、設立時の組合員であった公益財団法人 国際超電導産業技術研究センター(ISTEC)の技術及び設備を承継した日吉研究所(横浜市港北区)を組合本部かつ中核の研究所として、組合員が協同して研究開発事業を行います。

組合での研究開発の中心は、2007年頃よりISTECで開発を進めてきた、高温超電導材料の薄膜積層構造を利用した超電導量子干渉素子(SQUID)磁気センサです。薄膜積層構造を利用した高温超電導SQUID磁気センサは、周波数によらず一定の超高感度性能と高い磁場耐性をもつと共に、世界中どこでも比較的安価に手に入る液体窒素による簡易な冷却が可能で、野外などの磁気シールドのない環境で使用できるコンパクトな検査・探査・モニタリング機器が実現できます。ISTECとMINDECOが独立行政法人 石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)の委託を受けて2013年に開発した高温超電導SQUIDを利用した金属資源電磁探査装置(SQUITEM3号機)は、海外での資源探査や国内での地熱貯留層探査などにすでに利用されています。また、ISTECでは同じくJOGMEC委託による石油分野の探査・モニタリングシステムの開発、国立研究開発法人 科学技術振興機構(JST)委託による社会インフラ保全を目的とした磁気非破壊検査装置開発やバイオセンシング装置開発も進めてきましたが、組合ではこれらプロジェクトを承継して実施し、高温超電導SQUID磁気センサの資源分野、社会・産業インフラ分野、バイオ・医療分野への応用開発、実用化を推進すると共に、土木・建築分野などなど新たな分野の応用開発も進めてまいります。

超電導技術、センサ技術のみならず、応用分野の関係各位のより一層のご支援、ご協力を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

平成29年4月3日

組織概要

名称 超電導センシング技術研究組合
事業内容 高温超電導量子干渉素子の開発とそれを利用したシステム開発
本所&研究所 神奈川県横浜市港北区箕輪町2-11-19
電話 :045-560-1350
FAX :045-560-1351
組合員
(2017年4月段階)
富士通株式会社
中国電力株式会社
三井金属鉱業株式会社
設立 登記:2016年2月29日
沿革 1988年 財団法人 国際超電導産業技術研究センター 開所
2012年 公益財団法人 国際超電導産業技術研究センターに移行
2013年 本所を神奈川県川崎市高津区坂戸かながわサイエンスパーク
(KSP)に移転
それに伴い、物性・デバイス研究部を横浜市港北区箕輪町(日吉研究所)に移転
2016年 公益財団法人 国際超電導産業技術研究センター 超電導工学研究所
物性・デバイス研究部を超電導センシング技術研究組合として独立、開所